1973-06-06 第71回国会 衆議院 運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
これではとても近代交通機関としては役に立たないということで、貨物駅を減らす。そのかわりそのメリットとしては、やはり産地から消費地に早く着くということでございます。このごろはもう運賃の問題よりも、むしろ正確さと速度というところに最近の物流、農林物資を含めての物流の問題のポイントがあると存じます。
これではとても近代交通機関としては役に立たないということで、貨物駅を減らす。そのかわりそのメリットとしては、やはり産地から消費地に早く着くということでございます。このごろはもう運賃の問題よりも、むしろ正確さと速度というところに最近の物流、農林物資を含めての物流の問題のポイントがあると存じます。
ところが、現在におけるわが国の産業構造の変化や社会環境の変化や地域の変化の中で、いままでかつて国鉄が独占体系をとったときのような点と線、また面というものを、あらゆる面を近代交通機関として果たす役割りというものが果たし得ない環境に私はなりつつあるのではないかと思います。
しかしながら、やはり近代交通機関の花形でありますから、航空機による旅客輸送というものは重視をしていかなければなりませんので、できるだけ民間航空に使っていきたい、こういうことでありますが、これは防衛庁長官とも話し合っておるのですけれども、一朝事あるときは当然それらの飛行場が使えるのですから、ふだんはできるだけ民間航空で使える道を講じておいてもらいたい、かように要請はいたしております。
これはある意味では、輸送構造の変化ということは当然産業の近代化というものの一翼をなすものであって、やむを得ないものであるというふうに考えておりますが、ただ、いかにも近代交通機関としてほかの輸送機関に対抗すべくあまりにも輸送力が貧弱である。たとえば主要幹線におきましてもそれが建設されたときのままの単線蒸気鉄道である。
交通事故の原因は多くは自動車その他の近代交通機関の発達に伴っておると思います。したがって、それを運行する人も、路肩が悪いというところでは注意がおおむねできておる。また、カーブはどういうカーブという標示があるなど、いろいろあるわけであります。したがって、そういう点を注意をして運行をするということが一つの要素になっております。
申すまでもなく、近代交通機関として航空機の果たす役割りはたいへん大きいのであります。また、そういう意味合いにおきまして、この問題と真剣に取り組んでいかなければならないと思います。
それについて基本的な態度、方針を聞いておきたいのですが、歩行者の保護という立場と近代交通機関としての自動車の機能というものと関連して、人間の命は大半にすべきだということはわかりますけれども、歩く人間に対する注意の喚起というのは、どうなんですか、どこかでなされておりますか。歩行者そのものに、自動車に注意すべしというのはおかしいが、何かその人たちにも注意の義務はあるのじゃないですか。
このままにしておけば、また火事があれば、そのまま燃えてしまうということになりますので、そうでなくても、近代交通機関の発達上、道路整備を必要とし、区画整理を必要とする。今までの区画整理という、中心部だけの補助対象ではどうしてもおさまりません。こういうようなものについて特別な補助をする。
しかも、残った貨物はほとんど低級貨物でございますので、運賃を上げるということもできないということで、結局私は日本の鉄道は貨物輸送の面でいずれ、今のままおきますれば、アメリカの旅客輸送のように衰亡を来たすのではないかということを非常におそれておるわけでございまして、その面から申しますと、どうしても三年ないし五年のうちにはこの程度のことはやっておきませんと、鉄道は近代交通機関としての生命を必ずなくすという
また、都市における倉敷料も軽減されるというように、運賃料金だけでなしに流通経費全体として見ますと、やはり物が早く動くという方が結局生産者にも、また消費者にも利益になるのではないか、またそれが逆に申しますれば、近代交通機関としての使命ではないかというふうに考えられるわけであります。
たまたま鉄道が近代交通機関として、他の交通機関よりも半世紀または一世紀早くスタートした。それがために、その当時におきましては、独占的な企業として十分いろいろの設備もでき、またそれに見合うところの報酬を得られたのでありますが、今日では非常に事情が異なっておる。
近代交通機関は、これは国民経済の拡大発展の原動力であります。かって過去一世紀におきましては、鉄道がその役割を果して参りました。ところが、鉄道線路はもうたいていの国におきましては、ほぼ行き渡っておりまして、その後自動車道が出て参りまして、最近では一流国家におきましては、道路の建設ということが国民経済の拡大発展の原動力の役目を果しているようであります。
要するに道路がなぜ損傷されるか、こういうことはわれわれが申し上げるまでもなく、近代交通機関が発達をいたしまして、バスやトラツクや、そういうものが辺鄙ないなかの、いわばバラスもろくに敷いていないようなところをかけ飛ばす。これによつて道路の損傷というものが非常に多いということは、これはもう申し上げるまでもないのである。